【しんどい?つらい?】駐在妻になって感じたこと

イタリア生活2023

夫の仕事の都合で、2023年5月から北イタリアの田舎町で暮らしています。

いわゆる駐在妻という立場になって、感じていることを書いてみました。

駐在妻になる前の生活

いわゆる駐在妻になる前は

・転勤&転職の多い夫と、都内に夫婦2人暮らし

・仕事はフリーランス(在宅)

夫が仕事柄転勤や転職が多く、新婚のころから全国を転々としていたので、住まいや住む場所にこだわりなく生きていました。

仕事は結婚後始めたフリーランスのお仕事を12年続けており、まぁまぁ稼ぎもありました。

子どももいないので、夫婦2人ののんびりとした生活。

正直これが夫の定年まで続き、定年後に地元にUターンするのかなぁ、なんてぼんやりと思っていました。

突然のイタリア暮らし

2020年に夫が今の会社に転職し、よっぽどなことがないと転勤はないと聞いておりました。

それがまさかのイタリアへの転勤(笑)

今はまだビザの関係で短期滞在ですが、2023年の秋ごろから数年間はイタリアでの暮らしが決定しています。

国内は別にどこに住んでもいいや~と思っていましたが、まさか自分が海外に住むなんて考えてもいませんでした。

それも特に興味を持ったこともないヨーロッパのイタリア(笑)

人生何がおきるかわからないなーというのが正直な感想です。

海外生活に際して仕事はすっぱり辞めた

ありがたいことにいくつかのクライアントさんと長いお付き合いが続いていて、仕事もそれなりに順調でした。

しかしイタリアで暮らすとなると、続けていけるのか不安が大きく。

時差もありますが、なによりもビザ!

夫は就労ビザですが、わたしはあくまでも家族ビザ。

しっかりとは調べていませんが、日本にいたころのように仕事を続けるのは難しそう。

とはいえ、夫に単身赴任してもらうという選択肢は全くなく、すっぱりと辞める決断をしました。

正直、帰国後また同じように働けるとは思っていません。

パートなどに出ようと思っても、年齢の壁(帰国時は40代後半になっている)もありますし、ブランクも大きい。

それでもすっぱり辞められたのは、私は仕事が好きではなかったからでしょう(笑)

私は「稼ぐこと」は好きですが、「働くこと」はそんなに好きじゃありません。

仕事に「やりがい」や「成長」は求めていないんですよね。

「稼ぐこと」に焦点をおいてフリーランスを続けてきましたが、ありがたいことに年収も毎年少しずつは上がっていましたし、仕事が途切れることもなく。

これが仕事に「やりがい」や「成長」を求めるタイプだと、辞める決断は相当つらかったと思います。

駐在妻にヒエラルキーは存在する??

よくドラマや漫画の世界などで見聞きする「駐在妻のヒエラルキー」

夫の年収や勤め先、住まいなどでランクがあるとかないとか…

新聞社のWeb版にもこんな記事が掲載されていて、ちょっとびっくりしました。

ありがたいことに、私が住む地域は田舎なので、日本人コミュニティがありません!(多分)

なのでヒエラルキーも生まれようがなく(笑)自由にのびのびと生活しています。

大きな都市部や日本人が多いエリアなどは、どうしても日本人のコミュニティができてしまい、そこでヒエラルキーも生まれてしまうのでしょう。

もし本当にヒエラルキーがあるとしても、気にするのか気にしないのかはその人次第ではないでしょうか。

夫の年収や、本人の学歴、子どもの成績などでマウント取り合うことに生きがいを感じるなら、それはその人の自由だと思います。

そういったことに生きがいを感じないのも自由(私がそうです)

自分が「楽しいな、幸せだな」と思える環境に身を置くのが一番!

お子さんがいて、お子さん関連の情報収集のためにコミュニティにいなければならない方もいると思うので一概にはいえませんが、自分が居心地のいいコミュニティだけに所属していればいいんじゃない?と個人的には思っています。

駐在妻はしんどい?

しんどいかしんどくないかでいえば、しんどいこともあります。

大前提として

・母語でコミュニケーションが図れない

・文化が大きく違う

この2つだけでも、相当なストレスになりますよね。

私は英語もイタリア語も話せません。

かろうじて挨拶と数字が言える程度。

それでも日々の買い物はどうにかなっていますが、ちょっとイレギュラーなことが起きるともう大変(笑)

頼みの綱のGoogle翻訳も、あまりうまく機能しなことも多いです。

まだ2か月程度しか生活していないのでなんとも言えませんが、日本で地元愛を持って生活していた人には相当つらいかもしれないなぁと感じます。

つらいときはどうしてもやってくると思うので、自分の機嫌を自分で取る方法を1つでも多く持っておこうと思います。

せっかくの貴重な体験「駐在妻」を楽しみます!

私の人生にまさに「棚ボタ」でやってきた、駐在生活。

18歳からずーっと働いてきて、42歳で無職になりましたが、不思議と焦りや不安は感じておりません。

多分、日々の暮らしが楽しくて刺激があるからでしょう。

帰国後は仕事も見つからず苦労が多いとは思います。

これから数年暮らしていく中で、つらいと感じることも増えるでしょう。

それでもせっかくの貴重な海外生活!

楽しまないのはもったいないので、全力で楽しんで過ごしていきたいと思います。

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