夫の仕事の都合で、2023年5月から北イタリアの田舎町で暮らしています。
イタリアで食べて、美味しかった食べ物をご紹介します。
有名なものばかりなのですが、実際に食べて感動したものばかりです!
蟠桃(ばんとう)
イタリアのスーパーで5月の終わりごろから並びだした、ぺったんこな桃。
小ぶりでぺたんこな面白い形のこの桃は、「蟠桃(ばんとう)」と呼ばれる種類の桃です。
西遊記で孫悟空が食べた桃として有名なこの桃は、中国原産だそう。
甘い香りと柔らかな果肉の蟠桃は、イタリア語で「Pesca Tabacchiera(ぺスカ・タバッキエラ)」と呼ばれています。
ちなみにPescaは桃、Tabacchieraは嗅ぎたばこ入れを意味します。
形が嗅ぎたばこ入れに似た桃、ということらしい。
白桃ににた柔らかな果肉と甘みで、とても美味しいんですよね。
サイズも小ぶりなのでちょっと果物食べたいなぁ、というときにもピッタリ。
イタリアでは1kg3€(約450円)で購入できますが、日本では1.5kgで5,000円~!!
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かなりの高級フルーツですね。
イタリアにいる間に、いっぱい食べておきたいと思います(笑)
BIGOLI(ビゴリ)
bigoli(ビゴリ)は超極太のパスタ!
北イタリアの郷土料理で、表面がざらざらしているのも特徴です。
写真はお店で食べた、イワシと玉ねぎソースのビゴリ。
北イタリアにあるヴェネト州の郷土料理だそう。
太さはうどんくらいあり、かなり弾力のある麺で食べ応えがあります。
ちょっと欠点なのが、太すぎてフォークでうまく巻けないこと(笑)
箸で食べたほうが食べやすいかもしれません(笑)
ヴェネチアでも提供しているお店が多いので、旅行の際に一度は食べてもらいたい逸品です。
アシアゴチーズ(Formaggio Asiago)
チーズが美味しいイメージのあるイタリアですが、その通りどのチーズもおいしいです(笑)
スーパーでもチーズは量り売りスタイルでも売られていて、自分の好きなチーズを好きなだけ購入できます。
その中でもお気に入りなのが、アシアゴチーズ(Formaggio Asiago)
北イタリアにあるヴェネト州ヴィツェンツァで製造されているチーズで、クセのない滑らかな味わいが特徴です。
イタリアを代表するチーズのひとつなんだとか。
そのまま食べてもおいしいし、パンやワインのお供にも最高!
香りもマイルドなので、チーズはあまり得意ではない人でも、抵抗なく食べられると思います。
300g400円程度で購入できるので、気軽に普段使いできるのもうれしい。
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日本ではやはりけっこういいお値段ですね…
これもイタリアにいるうちにいっぱい食べておこう(笑)
炭酸水(AQUA FRIZZANTE:アクアフリザンテ)
イタリアの水道水は石灰質なので、飲料にはあまり適していません。
なので、スーパーなどにはボトルのお水がずらりと並んでいます。
お水もたくさん種類があり、ざっくり2種類に分けると
・NATURALE(ナチュラーレ):炭酸なしの水
・GASSATA(ガッサータ):炭酸入りの水
最初のころは間違えて買うこともあり、パッケージに赤ちゃんのイラストや写真が入っているもの=NATURALEと覚えました(笑)
GASSATAの中でもしっかりと炭酸の効いているFRIZZANTE(フリザンテ)がお気に入り!
日本でも炭酸水はよく飲んでいたのですが、イタリアの炭酸水のほうが美味しいような気がします。
後味がすっきりしているというか、へんな苦みやえぐみがないというか。
わたしはお酒は飲まないので、食事の時も炭酸水を飲むことが多いです。
1週間で1.5Lのボトルを6本くらい消費します。
レストランでも日本のように無料でお水は提供されないので、必ずFRIZZANTEをオーダー。
sparkling waterでも通じますよ。
暑い夏の日に、しっかり冷えた炭酸水をグイグイ飲むのが最高です!
イタリアの食べ物は基本的においしい
有名・無名にかかわらず、イタリアの食べ物はなんでもおいしいと感じています(笑)
食のバリエーションも豊富ですし、食材のクオリティが高いおかげかもしれませんね。
これからもどんどんイタリアで食を楽しもうと思います!
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